福島第一原子力発電所で、今年度5回目(通算9回目)となる処理水の海洋放出が9月26日の午前11時59分からはじまった。

2023年8月からはじまった処理水の海洋放出。
これまでに約6万3000トン、タンク約63基分の処理水が海水で薄められて海に放出されていて、今回は10月14日までの19日間で約7800トン、タンク8基分ほどを放出する計画となっている。

2023年の処理水の海洋放出後、日本産水産物の禁輸措置をとっている中国は、輸入を段階的に回復させる方針を示しているが、ホタテやナマコの取引事業者などを中心に損害は広がっていて、これまで300億円を超える処理水関連の賠償金が事業者などに支払われている。

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