大麻を所持していた罪に問われている佐世保市消防局の消防士の男の裁判が、長崎地裁で開かれました。

男は、起訴内容を一部否認しました。

大麻取締法違反の罪に問われているのは、佐世保市消防局の消防士 畑中一成被告(28)です。

起訴状などによりますと、畑中被告は 2024年7月、西海市で持っていたポーチの中に乾燥大麻 約2gを所持していたということです。

長崎地裁で開かれた初公判で、畑中被告は「否認します」と述べました。

検察は冒頭陳述の中で、警察が畑中被告を取り押さえた際にポーチを投げて逃走しようとしたと指摘しました。
 
一方 弁護側は、いつ大麻を所持していたのかが明確になっておらず、「捜査資料と供述内容が食い違っている」「警察の捜査に違法性がある」として無罪を主張しました。

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