パワハラなどの疑惑を告発されている兵庫県の斎藤知事が不信任議決を受け、9月30日付けで失職し、出直し選挙に出馬することを表明しました。

26日午後3時に兵庫県庁で始まり、午後3時45分現在も行われている会見で、斎藤知事は、9月30日けでの失職の意向を表明しました。

兵庫県・斎藤元彦知事:
今回の不信任決議案を受け、議会の解散はせず30日付けで失職をする。次期知事選において出直し選挙に臨ませていただく。

斎藤知事は、元幹部職員にパワハラ疑惑などを告発され、真偽を調査する百条委員会で一部の行為を認める一方で、「道義的責任の意味が分からない」と証言したことなどから、9月19日、議会の全会一致で不信任決議が可決されました。

この決議によって、斎藤知事は10日以内に議会を解散するか、解散せずに失職するか、10日を待たず辞職するかの選択を迫られていましたが、連日、明言を避けてきました。

知事選を巡っては、自民党や日本維新の会が独自候補の擁立を目指しています。

日程は、現時点では11月10日、または17日を想定していて、30日に正式決定する見通しです。

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