皇居・宮殿=東京都千代田区で2021年9月10日午後1時59分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは25日、能登豪雨で大きな被害を受けた石川県の馳浩知事に対して、犠牲になった人々への悼みや被災者へのお見舞いの気持ちなどを、宮内庁の別所浩郎侍従長を通じて伝えられた。宮内庁が26日に明らかにした。

 宮内庁によると、両陛下と愛子さまは元日の能登半島地震からの復旧・復興への歩みを進める中で大きな被害が生じたことに心を痛め、被災者が安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っているという。

 愛子さまは今月28、29日に石川県で能登半島地震からの復興状況を視察する予定だったが、豪雨被害を受けて取りやめた。側近は「愛子さまは訪問が可能な状況になれば、石川県を訪ねたいお気持ちだと思う」と話した。【高島博之】

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