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26日はホームレスワールドカップに迫りました。
21日から韓国・ソウルで、ストリートサッカーの世界大会が開催されています。
ピッチ上で躍動する選手は、路上や支援施設など不安定な居住環境での生活を経験した人たちで、その名も「ホームレスワールドカップ」。
参加資格は一生に一度だけ。
2024年は、38の国と地域から男女あわせて約450人の選手が参加し、その中には13年ぶりに出場した日本代表の姿もありました。
年齢もサッカー経験もばらばらな8人の選手からなるチームジャパン。
練習会や合宿をサポートするのは、住宅情報サイトなどを運営するLIFULLです。
今後、代表選手や不安定な居住環境にある人の住まい探しを支援していくといいます。
LIFULL 川嵜鋼平執行役員・CCO:
ホームレスW杯の目指すビジョンが、ホームレスの存在しない世界。われわれは住まいの領域でしっかり支援させてもらい、今大会を通じ、かなえたい暮らしを実現したいと思ってもらえるような、前向きな気持ちになってもらえればうれしい。
試合形式の練習で連携を確認しながら、自分たちに合う戦術を見いだしてきた5カ月間。
本番でもその成果が早速表れます。
23歳の岩崎さんがシュートを決めると、お次は相手の股(また)を抜く技ありゴール。
さらに、チーム最年長65歳の山田さんもシュート。
惜しくもキーパーのファインセーブに阻まれましたが、表情は笑顔に包まれていました。
サッカーを通して芽生える人との関わりは、自分自身の居場所にもなり、人生に前向きな気持ちを生み出します。
かけがえのない時間を過ごした選手たちは。
岩崎零さん(23):
点を決める気持ち良さもあるし、これを生かしてサッカーずっと続けていきたい。いろいろな人と話してコミュニケーション深めて、色んな分野に興味持って手を出していきたい。
山田裕三さん(65):
コミュニケーション能力。そういう面で練習がてらいろいろな国の人としゃべって、がんばっていけたらと思っている。
28日まで続く、一生に一度の夢の祭典。
試合の様子はFIFA(国際サッカー連盟)の配信サイトで見ることができます。
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