9月27日に実質的には次の首相を決める自民党の総裁選が行われ、石破茂 元幹事長が新しい総裁に選出されました。
支援した上川外相は7位
まず、石破元幹事長が新たな総裁に決定し、応援した上川外相は40票で7位でした。
-この結果をどう受け止めますか?
自民党静岡県連・井林辰憲 会長:
上川さんについては正直もう少し国会議員票が取れ上位に行くと思っていましたので、その点は残念です。我々の力不足の結果で申し訳ない気持ちです
-決選投票ではどちらの候補に投票?
自民党静岡県連・井林辰憲 会長:
麻生派に所属しており派閥として存続している麻生派には世間の厳しい目もあり、答えるのは差し控えさせてもらいます
石破新総裁に野党議員は?
そして、ここで県内の野党議員の反応も入ってきています。
立憲民主党静岡県連代表・源馬謙太郎 議員:
刷新感と言うのはまやかしと思っている。本当に政治改革をやるのかどうか、これが今度の総選挙で問われている。
(石破新総裁は)これまでメインストリームとは違う我々と近い発言をしていたが、本当に自民党をまとめて裏金議員の調査ができるのか、政倫審に出席してもらうことができるのか、要職起用をやめることができるのか、そういったことを上辺だけでなくやってくれるかどうか期待したい
選挙の顔・石破新総裁に何を望む?
野党側は総選挙モードに入っている一方で自民党は裏金問題に端を発した政治不信が払しょくできていない状況にあるように感じます。
-選挙の顔としての石破新総裁には何を望む?
自民党静岡県連・井林辰憲 会長:
私自身不満に思っていたのは、安倍派の裏金議員と言われる人たちの票欲しさに、その問題に対する候補者の踏み込みが日を経つにつれ甘くなっていった点です。
他方、石破総裁には新代表が決まる公明党との連立政権、選挙協力の合意をまず固めて欲しい。それから立憲民主党、国民民主党が共産党との協力をどうするのかをしっかりと見極めたい。そこが選挙戦の軸になってくると思う。
-石破新総裁のもと自民党はまとまりますか?
自民党静岡県連・井林辰憲 会長:
これは過去最多の9人が立候補してこれだけやって来たのでまとまらなければダメですし、そこが野党と我々の大きな違いですから国民にきちんと見てもらえるようまとまらなければと思っています
近いうちに総選挙となる見通しの中、県内の自民党は3区と8区の立候補予定者は新人となります。
-県連会長としてどう臨む?
自民党静岡県連・井林辰憲 会長:
まさに政治とカネの問題で空席になった選挙区で逆風が厳しいので、3区8区については県連としても重点区として取り組むとともに新執行部にも働きかけをしていきたい
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