90年前の室戸台風で196人が死亡した大阪市のハンセン病療養所の跡地で、犠牲者の追悼法要が行われました。

法要は、西淀川区にあったハンセン病療養所の「外島保養院跡地」で行われ、元患者や現在の療養所・邑久光明園の職員などが参列しました。

「外島保養院」は、住民の反対運動により水害の危険のある場所に建設され1934年の室戸台風で196人が犠牲になりました。

【邑久光明園屋猛司自治会長】
「(入所者は)社会から排除され、ここしか行き場がなかった。偏見・差別がないような社会にしてもらいたい」過ちを繰り返さないために、関係者たちは歴史を伝える活動を続けています。

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