自身のSNSフォロワーがバイクのエンジンを窃盗。
その後、盗まれたエンジンは手元に戻りましたが、被害男性の怒りは収まりません。
エンジンが盗まれたのは、JR小田原駅から約1.3km離れた住宅の駐車場。
被害者の男性は、「いつもみたいにまたがって乗ろうとしたら、あれ?軽いなって思って、ぱっと見たらエンジンだけ根こそぎなくて、これ盗まれたんだなと」と話しました。
駐車していたバイクのエンジンが盗まれた持ち主の男性は、Xに投稿。
すると、その日の夜、バイクの横にエンジンと置き手紙が置いてあり、「すいませんでした。フォロワーです。生活がきびしくこんなことでしかお金がかせげない。以後二度とおなじことしないので許してください」と書かれていたといいます。
謝罪の言葉の下には、ボーチという名前と、サインのような謎のマークが書かれていました。
被害者は「かなりショックでした。新車当時からのエンジンなので。お金ないなら自分で稼げよと思います」と話しました。
しかし、男性をさらに激怒させた理由が他にもありました。
手元に戻ってきたエンジンは盗まれたものとは別のものだったのです。
被害者は「それもXに投稿したら何千リポストされてて、次の日の朝出勤しようと思って玄関開けたら前にエンジンが置いてあった」と話しました。
今度は盗まれたエンジンが玄関の前に。
しかし、その姿は大きく変わり、持ち主の男性はがく然としたといいます。
被害者は「外装が缶スプレーでシルバーに塗られてて、売る予定だったと思うんですよね、バレないように」と話しました。
男性によると、犯人が盗んだエンジンは希少なもので、売ればかなりの価格になるといいます。
そうした中、男性を困惑させているのは最初に犯人が置いていった謎のエンジンが手元に残ったままだということです。
被害者は「(エンジンが)2個ある状況なんですよ。これ誰のか分からない。多分盗んだエンジンだと思うんで、今はこれどうしようって感じです」と話しました。
男性によりますと被害額は10万円以上だといい、警察に被害届を出しています。
被害者によると「警察官も初めてだと言ってました。エンジンだけ(盗まれるの)はかなり珍しい」といいます。
警察は被害届を受理し、窃盗事件として捜査を進めています。
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