台風17号は30日昼過ぎにかけて、小笠原諸島に最も接近。
東京都心から約1000km離れた小笠原諸島の父島では、朝から断続的に激しい暴風雨が吹き荒れ、折れた木の枝が宙を舞うなど、大荒れの空模様となりました。
今、日本の南の海上にある2つの大きな雲の塊。
列島に接近しつつあるダブル台風です。
台風17号は10月1日午後3時ごろ、関東に最も接近する見込み。
当初の予想より東寄りのコースをたどっていて、関東への影響は沿岸部にとどまるとみられています。
この台風と似た進路をたどったのが、8月にお盆休み終盤の首都圏を襲った台風7号です。
この時も上陸こそしなかったものの、首都圏を中心に局地的な大雨となり、東京メトロで計画運休が行われるなど交通も大きく乱れました。
一方、勢力を強めながら沖縄の南を北上するのが、大型で非常に強い台風18号です。
沖縄県の石垣島では、フェリーが欠航になるなど、すでに影響が出ています。
今後、進路を北に変えて沖縄本島に近づき、九州や本州にも影響を及ぼす可能性があります。
ダブル台風の影響で、1日は九州や関東で大気が非常に不安定な状態となることから、急な雨や雷雨に警戒が必要です。
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