ハンマーのようなものを持った強盗グループが、1人暮らしの女性宅に押し入り暴行を加えて逃走。

付近の防犯カメラには、女性の「キャー!」という叫び声が記録されていました。

現場は東京・国分寺市JR西国分寺駅近くの住宅で、60代の女性が1人暮らししていました。

強盗グループが押し入ったのは午前4時頃、男らは女性に対し、「騒ぐな殺すぞ」と脅した上、粘着テープで女性の体を縛りました。

女性はスマートフォンの画面を見せられ、金を出すよう指示されていて、頭をハンマーのようなもので殴られけがをしました。

現場は室内が荒らされていた他、勝手口の窓ガラスも割られていました。

また、付近の防犯カメラには大きな物音と女性の叫び声も記録されていました。

警視庁によると、押し入ったのは4~5人の男とみられ、いずれも黒色の帽子に上下黒色の服装だったということです。

その後、女性は自力で粘着テープを外し、外に出て通りかかった新聞配達員に助けを求めました。

通報した新聞配達員は「腕とかも(粘着テープで)後ろでこうなってたんですけど、右の腰らへんで結ばれていて、肘と肘がくっついちゃうくらいぐるぐるにされていて」と話しました。

都内では28日未明にも同様の事件が発生。

東京・練馬区の住宅に、複数の男が強盗目的で押し入り、50代の父親と20代の息子に頭部打撲などのけがをさせました。

これまでに男3人が逮捕されていますが、他に少なくとも2人が逃走中。

逮捕されたうちの1人は「闇バイトに応募して犯行に及んだ」と供述しています。

警視庁は、練馬区と国分寺市の事件について関連を捜査しています。

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