9月もきょうで最後、あすからは10月に入る。気温は相変わらず暑かったり、涼しかったり落ち着かない。その中でも、福島県福島市の高校では衣替えの季節を迎え、装いも徐々に変化している。
福島市の福島成蹊高校。
9月30日から10月12日までは衣替えの移行期間。生徒は冬服と夏服を選んで登校する。生徒は「今まで暑い日が続いてきたんですけど、やっと涼しくなったので可愛い冬服着ることが出来て嬉しいです」「暑いんで、もうちょっと遅くても良いのかなと思います」と話す。
福島成蹊高校では、10月15日から全ての生徒が冬服に切り変わる。
<百貨店では気温に応じて>
「いらっしゃいませ」
福島テレビ・浅野晋平記者:「店の入り口に置いてあるこちらのアウター。先週前半は、気温がぐっと下がったため、店の1番目立つ場所に置いてありましたが、先週後半から、気温がまた上がったため、現在は薄手のニットなどが置いてあります」
郡山市のうすい百貨店。
「SUPERIOR CLOSET」衣料品を扱うこのテナントでは、気温に応じてディスプレイを変更。8月下旬から販売する秋服では、残暑を予想して厚手のニットなどは置いていない。
SUPERIOR CLOSETの佐々木咲安香店長は「去年も9月10月と気温が高い日が続いておりましたので、その反省を活かして、商品のモノづくりを工夫していて、薄手のニットが今、充実しています」
気温の変化に大きく左右される衣料品の売り上げ。衣替えの季節も暦だけにとらわれない商品展開を意識している。
買い物客は「ずっと9月になっても暑かったので、秋物はどうかなっている感じだった。朝は寒くても、日中暑いじゃないですか。なので薄手で羽織るモノ(を探しにきた)」と話す。
あすから10月。服装に迷う日が続く中でもオシャレの提案を続けていく。佐々木店長は「秋物って重ねて着ていただいたりするのが、楽しい季節でありますので、涼しくなってファッションを楽しめるような気温になって欲しいなと思います」と話していた。
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