「紫金山・アトラス彗星」が地球に接近し、明け方の東の空で美しい尾を引く姿が各地で撮影されている。日本では今月中旬が観察の好機になりそうで、肉眼でもはっきりと見える明るさになると期待される。
彗星は氷を多く含み、二酸化炭素やガス、微量のちりなどから成る小さな天体。太陽に近づき氷が蒸発すると、ガスやちりを放出して尾を引くように見える。この彗星は昨年1月に中国の紫金山天文台が発見、同2月に南アフリカの小惑星地球衝突最終警報システム(アトラス)も確認した。
この彗星を地球で観測できるのは今回限り。今月上旬は日の出直前の東の空に、中旬には夕方の西の空に姿を現す見通し。(共同)
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