気象会社のウェザーニューズが2025年春の第1回花粉飛散傾向を発表しました。
西日本をはじめ北陸や関東北部で2024年を大きく上回る予想で、中でも西日本は平年に比べて200%を超える地域もあり、過去10年で最多に匹敵する大量飛散になりそうだということです。
2024年の夏は広い範囲で平年より日照時間が多く、全国的に気温がかなり高かったため、花粉の発生源となる雄花の生長に適した天候となりました。
このため2025年は西日本や北陸、関東北部などで飛散量が多くなる「表年」の傾向となり、2024年より大幅に飛散量が増える見込みだということです。
西日本では2024年の飛散量が前年より大幅に減少したため、2025年は「表年」傾向が強く出て大量飛散となるおそれがあり、過去10年で最多に匹敵する飛散量になる予想です。
特に九州では、2025年春の飛散量は2024年の287%、平年と比べても181%に上るおそれがあり、中には2024年比では400%、平年比でも200%を超える地域もある予想です。
ウェザーニューズは例年以上に万全な対策を行うよう呼びかけていて、「特に晴れて風が強い日は大量の花粉が飛散するため、より一層の対策をするようにしてください」とコメントしています。
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