「男は窓ガラスを割って侵入しました。ガラスは激しく割れてしまっています」(斉藤健太記者)

 雨や風が強かった10月5日午前1時ごろ、札幌市豊平区月寒西の住宅に男が侵入しました。

 男は、住人の男性を粘着テープで縛り、ケガを負わせて、現在も逃走しています。

 関係者によりますと、住人の男性が物音がしたため様子を見に行ったところ、侵入してきた男と鉢合わせに。

 男は男性を羽交い絞めにして床に押し倒し、粘着テープで縛ったことが新たに分かりました。

 男は金品を要求し、室内を物色しましたが、何も取らずに逃げました。

 「怖いですね。戸締り気を付けないといけない」(近所の人)

 男性は両手に擦り傷など軽いけがをしました。

 当時、家には男性の妻もいましたが、ケガはありませんでした。

 逃げた男は身長175センチくらいで、フード付きの黒いジャンパーを着て黒いズボンを履いていました。

 警察は強盗致傷事件として、逃げた男の行方を追っています。


【家の防犯 強盗対策はどうすれば?】
 防犯アドバイザー:京師美佳さんによると『犯罪者が嫌がる4原則』が有効。

1「音」…窓やドアを破壊されたときにアラームが鳴るようにする。
2「光」…人が近づくとセンサーを検知して光るライトの設置する。
3「時間」…侵入に時間がかかるように窓やドアに補助鍵を設置する。(警察庁によると侵入者は”5分以内”に侵入することができなければ、約7割は諦めるといわれている。)
4「人の目」…防犯カメラや近所付き合いなどで人の目を光らせる事が大事。奥まった場所などは、窓に厚手の防犯フィルムを貼ることも有効。
 さらに、「防犯ステッカー」なども多言語で書かれたものを貼るなどもよい。『防犯意識が高い家』と認識させる事が有効だということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。