大阪府警本部

 大阪市中央区道頓堀のホテルで17歳の少女が殺害された事件で、現場から逃走後に横浜市内で逮捕された容疑者が「ヒッチハイクで逃げた」と話していることが捜査関係者への取材で判明した。大阪府警は詳しい足取りを調べている。

 住居不定の無職、福井竣介容疑者(30)は9月28日夕、ホテル2階の一室で大阪市生野区の無職、浜田悠愛(ちなり)さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれている。

 容疑者は事件後に部屋の窓から逃げて行方が分からなくなっていたが、10月9日に横浜市西区にいたところを殺人容疑で逮捕された。捜査関係者によると、調べに「大阪から横浜まで、ヒッチハイクをしながら行った」と説明。府警は詳しい逃走の経路や潜伏中の行動について捜査する。

 容疑者と浜田さんは事件当日にSNS(ネット交流サービス)でやり取りを始め、会うのもこの日が初めてだった。府警は2人の間に何らかのトラブルがあったとみている。【林みづき、斉藤朋恵】

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