宮内庁の西村泰彦長官は10日の定例記者会見で、右大腿(だいたい)骨上部の骨折で8日に手術を受けられた上皇后美智子さま(89)について「リハビリも順調に進んでいると聞いている。リハビリ後の生活をしっかり支えたい」と説明した。
美智子さまは6日夕、住まいの仙洞御所(東京都港区)で転倒した際、右大腿骨上部を骨折。8日朝に東京大病院(文京区)で骨をつなぎ合わせる手術を受け、入院生活を続けている。西村氏によると、美智子さまは車椅子に乗ってリハビリを始めており、筋力が落ちないようにけがをしていない左足を動かすなどしているという。西村氏は「痛みはだいぶ和らいだと聞いている」と話した。入院は1~2週間を見込んでいる。【高島博之】
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