大阪で目撃されたのは、奇妙な共同生活をしていた4人の女。
そのマンションの一室に、ただ1人、男がいました。

記者からの「詐欺をしていたのは事実でしょうか?」「悪いことをしている自覚はありますか?」という質問に無言を貫いていたのは、住居不定・無職の長野直樹容疑者(47)。

共同生活をしていた男女5人が詐欺の疑いで逮捕され、20代の女性から約210万円をだまし取った疑いが持たれています。

女性を「交通事故の賠償金を貸してほしい」と呼び出し、5人で弁護士や事故の関係者などを装って金をだまし取ったとみられています。

その犯行の拠点は、外国人が多く訪れる地域にある「民泊」でした。

9.5畳の部屋に5人暮らし。
ダブルベッド2台、ソファベッド1台、約5カ月間にわたって寝食をともにしていたとみられています。

「5人の関係性は?」「なぜ5人で暮らしていた?」と記者が問いかけましたが、長野容疑者は答えることはありませんでした。

長野直樹容疑者とえみ容疑者(42)は夫婦。
石井加奈子容疑者(42)、角野綾子容疑者(43)、小島愛子容疑者(40)の3人は、えみ容疑者の中学の同級生などだったといいます。

妻のえみ容疑者は容疑を否認。
残りの4人は、おおむね容疑を認めています。

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