交際相手の女性に「財布を落とした」などと嘘を繰り返し、現金をだまし取っていたとして札幌市中央区に住む21歳の無職の男が詐欺の疑いで逮捕されました。

 男は2024年7月、当時交際していた20代の女性に現金を借りる目的で、「財布を落とした」などと嘘をつき、現金50万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警察によりますと男は女性に対して「クレジットカードの入った財布を落とした。カードの再発行に時間がかかるから返すのでお金を貸してほしい」などと依頼。

 さらに「親は会社を経営している」などと自らの家族が裕福だとアピールするような言動もしていました。

 女性は男を信用し金を貸しましたがその後、返済されなかったため警察に相談しました。

 調べに男は「金を受け取っていたのは間違いないが、返すつもりだった」などと容疑を否認しています。

 男は過去にも「お金を落としてとても困っている」などと嘘をつき、女性から現金20万円をだまし取った疑いで逮捕されていました。

 さらに別の人物からも現金をだまし取っていた疑いがあり、警察は余罪を追及する方針です。

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