千葉・君津市で、棒を片手に道路を逆走し、車と接触寸前となる“逆走自転車男”がカメラに捉えられた。実は同様に逆走する自転車の男が度々みられており、接触や事故が危ぶまれている。この件は警察も把握しており、今後指導していくという。
棒を持ちながら…自転車が逆走
千葉・君津市で16日午前9時半、撮影されたのは、突然現れる"逆走自転車男"だ。
"逆走自転車男"と出会った撮影者は「木の棒みたいなのを持ちながら」走っていたと話す。しかも、車が通る側に向けていたという。
この記事の画像(12枚)撮影者の車の後ろのカメラには、後続車がギリギリで避ける様子が映っており、木の棒が接触してもおかしくない危険な状況だったことがわかる。
実際に取材班も撮影された現場に行ってみると、国道ということもあり車通りが激しく、逆走するのは大変危険な状況であることがうかがえた。
しかし、撮影者によれば、木の棒を持った“逆走自転車男”は、終始「真顔」だったという。
同一人物か?逆走繰り返す男性
さらに、撮影者はもうひとつ気がついた事があったと話す。
当時、後ろを走っていた際に、「あっ!危ないって最初思ったのと同時に、またこいつかって」と思い至ったという。
過去に同一とみられる男を他の場所でも見ていたのだ。
実際、別の日に同一人物とみられる"逆走自転車男"の映像が残されていた。撮影者は「上半身裸で、自転車で逆走していたとか」と話す。
映像は木の棒を持つ男を撮影する1、2カ月前に撮影されたものだった。
神出鬼没な自転車男…
取材班は今回の現場近くに7月に現れた、車の前をフラフラと走る“逆走自転車男”について取り上げていた。
最近の”逆走自転車男”と比較すると、男の特徴は同じ細身、自転車の色も同じ黒。自転車にカゴもついていることがわかる。
撮影者によると、”逆走自転車男”は月に1回ほど遭遇しており、時間も場所もバラバラでまさに神出鬼没だ。
警察は逆走自転車男について把握していて、今後指導していくと話している。
(「イット!」 10月18日放送より)
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