酒に酔ったり、携帯電話を見たりしながら自転車を運転した場合の罰則が今月1日から強化されていますが、県警は6日夜から7日朝にかけ佐賀市内に住む18歳から23歳までの大学生の男女3人を、検挙したと発表しました。

罰則強化後の検挙は県内初めてです。

県警によりますと7日午前4時20分ごろ、佐賀市松原一丁目の市道で並列で走っていた自転車を警ら中の警察官が見つけ呼び止めたところ、運転していた市内に住む18歳と19歳の女子大生から酒のにおいがしたということです。

その後、基準の3倍ほどにあたる呼気1リットルあたり0.46から0.48のアルコールが検出され酒気帯び運転で検挙されました。

また、6日午後11時半ごろ、佐賀市駅南本町で、自転車に乗りながら携帯電話を使っていた市内に住む23歳の男子大学生をいわゆるながらスマホで検挙したということで、いずれも今月1日の罰則強化以後、県内では初めての検挙です。

自転車の酒気帯び運転では、懲役3年以下または罰金50万円以下が、ながらスマホでは懲役6カ月以下または罰金10万円以下が科せられる可能性がありますが、検挙された大学生3人はいずれも「罰則が強化されたことはニュースで見て知っていた」と話しているということです。

警察は「死亡事故につながる危険性が高い違反で、自転車利用は交通ルールを守ってほしい」と話しています。

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