2023年7月、札幌ススキノのホテルで男性を殺害したとして田村瑠奈被告(30)、父親・修被告(60)、母親・浩子被告(61)の親子3人が逮捕された事件。

11月5日、午前11時から浩子被告の5回目の公判が札幌地方裁判所で開かれた。

■母親・浩子被告の5回目の裁判開かれる

左から修被告、瑠奈被告、浩子被告
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この事件は、札幌・ススキノのホテルで男性を殺害して首を切断し頭部を持ち去ったとして、娘の瑠奈被告が殺人などの罪で、両親が殺人や死体遺棄などのほう助の罪で逮捕・起訴されたものだ。

5日の裁判で、田村瑠奈被告が使用していたとみられるノートパソコンから、過去に千葉県などで起きた切断事件の検索履歴があったことが新たにわかった。

弁護士から証拠請求されたのは

・令和5年6月30日「千葉バラバラ女性遺体」
・令和5年7月6日「千葉切断遺体」
・「法定刑は死刑のみ!」

■裁判で公開された瑠奈被告の音声データ

瑠奈被告

前回、10月1日の公判では、瑠奈被告の音声データが初めて法廷で公開された。

その内容は以下の通りである。

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■2020年10月3日
「I want to kill you(泣きながら)」

■2022年12月4日
「Why don't you thinking?」

■2023年1月22日
瑠奈被告「とっとと消えろ。てめえらを殺してやる。ずっとそう思って生き延びてんだよ、私の妹と私は!」

修被告「あそこのクリニックだと、クリニックではもうそのレベルだとうちでは対応できないので、というふうに言われる」

瑠奈被告「うー!」

修被告「予約を入れます」

瑠奈被告「(英語で再生)私は復讐する、私はお前を殺す。お前が私を殺す、私がお前を殺す、お前はどちらを選ぶ?」

修被告「I don't kill any(私はだれも殺さないの意味)」

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■瑠奈被告は2回目の精神鑑定へ

札幌地裁が瑠奈被告の2回目の精神鑑定を9月に決めていたことがわかっている。

瑠奈被告は起訴される前にも、半年間に及ぶ精神鑑定を受けており、2度目の鑑定となる。

鑑定は、1回目の鑑定留置で瑠奈被告を担当した医師とは別の医師が行う予定で、期間は数か月に及ぶとされている。

殺害を実行したとされる瑠奈被告と修被告は、裁判員裁判で審理される予定だ。

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