11月9日、記録的な大雨に見舞われた鹿児島・与論町などでは10日も雨が断続的に降る見込みです。

奄美地方や沖縄県では、9日未明から線状降水帯が相次いで発生し、鹿児島・与論町には大雨特別警報が発表され、その後、警報に切り替わりました。

与論町では、県道沿いの斜面が崩れているのが見つかりました。

人的被害は確認されていませんが、スーパーの店内には雨水が流れ込むなど被害が出ました。

店員は「ものとか冷蔵庫とかがもう全部倒れていて、商品が全部売り物にならないので残念」と話しました。

沖縄・大宜味村では浄水場が浸水したため、村の半数以上の世帯が断水しています。

また川が氾濫し、近くに止めていた車が水没しました。

車の上に避難した人は「どんどん水かさが上がってきて、車の中に入ってきて、車の上に避難して木につかまっていました」と話していました。

奄美地方や沖縄県は10日も大気の状態が非常に不安定で、10日朝、沖縄県の国頭村と東村に記録的短時間大雨情報が発表されました。

このあとも引き続き厳重な警戒が必要です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。