市議会議員名義の偽造したマイナンバーカードを使い、買い取り店で現金30万円をだまし取ったとして、40歳の男が書類送検されました。
名古屋市の自営業・松尾裕也容疑者(40)は2024年5月、中川区の買い取り店で未開封のスマートフォンを装った箱を売却し、およそ30万円をだまし取った疑いなどで書類送検されました。
売却の際、岐阜県多治見市の獅子野真人市議(34)名義の偽造マイナンバーカードを身分証として提示していて、「地方議員は電話番号が公開されていることを知り、生活圏の異なる議員になりすました」と供述しています。
松尾容疑者は、大阪の市議名義のマイナカードを偽造してスマートフォンを購入したなどとして、すでに逮捕されていました。
獅子野市議は取材に対し「議員活動では市民と連絡をとるため個人情報を公開する必要があるが、公開する内容について考えていきたい」としています。
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