大きく育った自然薯を手にする山本さん=宮崎県延岡市北方町で2024年11月28日午前10時36分、重春次男撮影

 滋養強壮に良いとされ、「元気ばりばりじねんじょう」と銘打った宮崎県延岡市北方町特産の自然薯(じねんじょ)が収穫期を迎えた。粘り強く、シャキシャキとした食感とクリーミーな味わいが特徴だ。お歳暮用にも人気を呼ぶ。

 同市北方町蔵田の山本確(たしか)さん(75)は畑約40アールで栽培。畝の中から長さ1メートル以上、重さ約1・5キロの「大物」も次々と掘り出され、「天候の影響もなく出来は上々」と山本さんは笑顔を浮かべた。

 同市北方町では2000年から高収益作物として本格的に栽培を始め、現在は6戸が計94アールで作付け。25年1月までに平年並みの計5トンの収量を見込む。

 12月8日は、即売会を道の駅「北方よっちみろ屋」で開催。同駅(0982・48・0808)では、箱入り贈答用を税込み1キロ2800円から販売し、送料別で全国発送する。【重春次男】

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