3日朝、表情を変えずに警察署から出てきた男は、窃盗などの疑いで逮捕された解体工の松本尚利容疑者(43)です。
早朝の住宅などに忍び込む犯行スタイルから、捜査員に“暁のノビ師”と呼ばれていました。
2024年9月23日の午前5時半ごろ、東京・足立区にあるアパートで1階のベランダに侵入。
ところが物音を立て住人に気づかれ、何も盗まず逃げ出しています。
もう夜が明けてしまう…“暁のノビ師”は、このままでは終われません。
すぐに次のターゲットを定めます。
15分後、今度は鍵のかかっていない1階の窓から侵入。
ところがまた物音を立ててしまい、目覚めた住人に目撃されてしまいます。
気づかれた松本容疑者は慌てて財布を盗み、逃走。
現金6000円が入った財布を盗んだ疑いが持たれています。
夜明けとともに明るみになった“暁のノビ師”の犯行。
松本容疑者は調べに対し、「私がやったことに間違いありません」と供述。
足立区内では9月以降、同じような被害が15件ほど発生していて、警視庁が余罪を調べています。
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