「トロイの木馬に感染」。悪意あるソフトにパソコンが感染したと愛媛県新居浜市の高齢の男性が電話でウソを言われ、950万円分の現金などをだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査していると7日に発表しました。
被害にあったのは新居浜市内に住む70代の男性です。
警察の調べによりますと男性は今月2日に自宅でパソコンを使用中、操作ができなくなって画面に警告ともに電話番号が表示されこの番号に連絡。ソフトウェア開発会社を名乗り片言に日本語を話す男から、悪意あるソフトの「トロイの木馬に感染した」「口座のお金が危ない」などとウソを言われ、ネットバンキングの口座のIDや暗証番号を入力したところ、他人の複数の口座にあわせて890万円が送金されだまし取られました。
またセキュリティ契約を口実にされ、市内のコンビニで60万円分の電子マネーを買って相手に番号を伝えてだまし取られました。
警察はネットバンキング機能を悪用する被害が発生していて口座の暗唱番号を他人に絶対教えないよう呼びかけています。
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