大阪府警は9日、府内に住む会社経営の70代男性がSNSで架空の投資話を持ちかけられ、現金計約2億2490万円をだまし取られたと発表した。実業家の堀江貴文氏らをかたったインターネット広告がきっかけだった。府警が詐欺事件として捜査している。
府警によると、男性は2月、インターネットで堀江氏の名前が掲載された投資勧誘広告を見て、本人を名乗るアカウントとSNSでやりとりを始めた。アシスタントを名乗る人物を紹介され、その後指定された口座に銀の先物取引をするための投資資金として現金を振り込んだという。
4月に堀江氏をかたるSNSアカウントと連絡がつかなくなったことから、府警に相談し被害が発覚した。
SNSを使った投資詐欺被害は深刻化しており、府警によると、2024年は5月8日時点で著名人に成りすました同種の詐欺被害が府内で約120件確認された。被害総額は約17億6100万円に上っている。
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