NPO 法人フードバンク茨城へ寄付したアルファ米

国立環境研究所(茨城県つくば市)は、NPO法人のフードバンク茨城(牛久市)に災害用備蓄食品を提供した。国環研がNPOに備蓄食料を提供するのは初めて。食品廃棄物の発生を抑え、温暖化ガス削減に役立てる。

賞味期限まで約2カ月の災害用備蓄食品を有効活用するため、3月上旬に公募を実施。応じたフードバンク茨城に対し、お湯や水を注いで食べられる乾燥米の「アルファ米」を合計1200食寄付した。

国環研は2023年9月、「温室効果ガスの排出削減のための計画」を策定。廃棄物のリサイクルなどを進めている。賞味期限の迫った備蓄食料を廃棄せず、再利用することで温暖化ガス発生を減らす。地域社会にも積極的に貢献する狙いだ。

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