スズキやヤマハ発動機が、15〜18日に幕張メッセ(千葉市)で開かれるジャパンモビリティショービズウィーク2024(日本自動車工業会主催)に出展する。自動車関連などの事業会社とスタートアップが組みビジネス創出を目指すイベントで、両社は開発中の車両などを出品して技術や活用案、実証先や協働パートナーを求める考え。

スズキが出品するのは開発中の水素燃料電池(FC)荷役運搬車。燃料電池の効率を高める技術やシステム、製造コストを削減できる材料、その他活用法や事業アイデアを募る。特定小型原動機付き自転車(原付き)として開発する1人乗りの電動モビリティー「スズライド」「スズカーゴ」も出品し、協働パートナーや関連技術を求める。

ヤマハ発は日本自動車工業会の合同展示ブースに、ホンダの交換式電池を搭載した2人乗りの低速電動モビリティー「DIAPASON(ディアパソン)C580」を出品する。共創パートナーのアイデアを取り入れながら畑地や不整地など様々な路面環境でも高い電気消費効率を移動できるよう設計しており、新たな共創パートナーの獲得を目指す。

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