天文ファンらに注目されている「紫金山・アトラス彗(すい)星」が13日夕、長崎市・野母崎でも確認できた。日没後の西の低い空で、長く尾を引いた「ほうき星」のイメージ。肉眼では、ぼんやりとして尾までは見えなかったが、スマートフォンのカメラでも撮影できた。
紫金山・アトラス彗星は2023年、中国・南京の紫金山天文台などが発見した。24年9月27日に太陽に最も近づき、10月12日、地球に最接近した。
しばらくは日没後、西の空の金星の右側で見られる。かなり低い位置のため、街明かりが少ない場所が観測に適している。【神崎真一】
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