データセンターが電力を大量消費するキャッシュレス決済と、紙幣や硬貨を発行して移動させる現金決済。二酸化炭素(CO2)排出量が多いのはどちらなのか? JCBの分析によると、その差はなんと2倍。目を引いたのはATMの製造過程での排出量が特に多いことです。新紙幣の登場が話題を集めた日本ですが、地球環境への影響という視点で眺めると異なる一面が見えてきます。軍配はどちらに上がったのか。NIKKEI GXの小倉健太郎編集長が解説します。スキマ時間に刺さる音声コンテンツNIKKEI PrimeVOICE(日経プライムボイス)は専門メディア編集長6人がイチ押し記事をお届けします。音声コンテンツはSpotify、Apple Podcast、Amazon Musicで配信しています。

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「現金決済のCO2、キャッシュレスの2倍 ATMが7割」

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記者としてエネルギー、エレクトロニクス、流通、食品を担当。2012年から4年間ソウルでサムスンなど巨大企業を取材。2018年から企業報道部や国際部のデスクとして日本やアジアの産業ニュース統括をしたほか、朝鮮半島情勢を追った。
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