今やインパネの中央にドーン!! ってモニターを設置するクルマがほとんどだが、ナビが純正装着され始めたころはバリエーション豊かであった。ダッシュボードからパカッと出てきたり、突然真上に向かって生えたりなどなど……。今回は超絶カッコよかったパカッて出てきたナビにフォーカス。アレ復活しないかね!?
文・写真:ベストカーWeb編集部
■2DINスペースが一番下!? メーカーも手探り状態だったナビの設置位置問題
昨今のクルマはとにかくモニターサイズが巨大!! 8インチは当たり前で下手すれば38インチなんて家のテレビ並みの大きさのクルマもあるほど。
2000年代までは7あるいは6.5インチというのが主流であった。設置位置も車種によってさまざまでインパネ最下部だったり最上部にあったりと振り返ってみれば手探り状態だったとも思える。
■初代プログレやばっ!! ナビの動きがカッコよすぎるぜ!! これぞ21世紀!!!!!!!!
そんな時代にトヨタ プログレや初代アベンシス、あるいはマツダ 初代アクセラなどは超絶凝っていた。そう、エンジンスタートとともにダッシュボードにモニターが出現!!
パカッと開くイメージで、とにかく未来っぽかったのだ。しかも理にかなっており、ナビを使用する時は出せばいいし、使わな時は収納しておける。それでいてダッシュボード中央に設置されているため収納時はとにかく視界がいいなど、よくできていたのだ。
だが、このカッコよかったこの方式は超絶残念なことに時代とともに廃れてしまった。聞けば経年劣化でナビが開かなかったり、閉じなかったりというトラブルが続出したとも。
■もう復活はなし!? 衰退の理由はデカくなりすぎた画面サイズか!?
おそらくこの方式は今後復活することもなさそうなのも非常に残念。というのも今や8インチはおろか10インチ以上がフツーであり、収納タイプはかつてのような最大でも7インチ程度であったから存在していたようなもの。
加えて、今やモニターでクルマの設定や周囲のカメラ情報を表示するなど、切っても切り離せない存在となっているだけに、しばらくはインパネにドーン!! ってのが主流になるハズだ。
ともあれ、21世紀初頭のカッコよかったナビにあっぱれです!!!!!!!!
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