アルファロメオは、「パリモーターショー2024」において、新型コンパクトカー『ジュニア』の「スペシャル ハイブリッド」を世界初公開した。このモデルは、ラインアップの中でも最高の仕様を持つトップグレードであり、スポーティさ、技術、快適性を融合した独自の構成を特徴としている。
ジュニアのスペシャル ハイブリッドは、136hpの48VハイブリッドVGT(可変ジオメトリーターボ)エンジンを搭載。内燃機関は1.2リットルの3気筒ミラーサイクルエンジンで、可変ジオメトリーターボと分配チェーンを採用し、最大の信頼性を実現するとしている。電気部分は48Vリチウムイオンバッテリーと21kWの電動モーターで構成され、6速デュアルクラッチギアボックスに組み込まれている。このシステムはインバーターとトランスミッション制御ユニットと連携し、最大の効率を発揮する。
ジュニアのスペシャル ハイブリッドは、都市部での走行の50%以上を電動モードで行うことができ、駐車操作や低速走行時だけでなく、郊外でも150km/hまでの速度で電動走行が可能だ。
外観では、新たに解釈された「レジェンド」バッジ、マットなスポーツ仕上げ、ブレラレッドのアクセント、18インチの「フォリ」アルミホイールが目を引く。内装には、革製ステアリングホイールやサベルトのスポーツシートが採用され、優れた人間工学と構造的軽さを兼ね備えている。さらに、8色のインテリア照明がエアベントや中央トンネルを彩り、高級感を演出している。
安全装備としては、レベル2の自動運転、接続ナビゲーション、180°リアカメラ、ハンズフリー電動テールゲート、近接アクセス技術を備えたキーレスシステムが標準装備されている。
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