山形・朝日町の中学校で、自分の住む地域について詳しく知ってもらおうと、独自の「町パズル」を作る授業が行われた。

生徒「もっと町の良さが知れた」

5月23日、朝日中学校の1年生43人が取り組んだのは、朝日町の形をしたパズル作りだ。

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それぞれの地区の漢字や読み方を調べたり、棚田や温泉など地域にとって大切な場所がどこにあるのかをみんなで確認し書き込んでいった。

自分が住む地域について、より深く徹底的に知ってもらうこの取り組みを企画したのは担任の柏屋健一郎先生だ。

朝日町立朝日中学校・柏屋健一郎先生:
卒業した後に地域の人とつながって、皆で幸せに生きていこうということを考えていたので、そこにつながるように徹底的に知って、地域で活動していく子どもたちになってほしいと思い考えました

生徒からは、「こういう機会がなかなかないので、ほかの人にも知らせて、朝日町を皆に知ってもらいたい」「今まで知らなかったことを知れて、もっと朝日町の良さを知ることができた」「ほかの町のことを好きになったら朝日町に怒られそう。小さい町だけど魅力がいっぱい詰まっていると思う」といった声が聞かれた。

町の将来を担う子どもたちに、地域への愛情を持ってほしいという先生の思いは届いているようだ。

5月30日には、完成したパズルを使ってパズル大会を開くという。

(さくらんぼテレビ)

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