川西町の公立置賜総合病院で、准看護師の免許を持たない職員が診療補助などにあたっていたことがわかった。職員は試験には合格していたものの、申請を忘れていたという。

病院を運営・管理する置賜広域病院企業団によると、免許を持たずに業務にあたっていたのは、公立置賜総合病院に勤務する20代の女性職員。
この職員は今年3月、准看護師の試験に合格し4月から病院に勤務。医師や看護師の指示を受け、診療補助などの業務にあたっていた。

しかし5月28日、看護研修に参加するため免許番号を登録しようとした際、免許の申請をしていないことに気がついた。
本人は「申請は必要だと思っていたが忘れていた」と話しているという。

現時点で患者の健康被害などは確認されておらず、またこのことがわかって以降、この職員は診療補助などにはあたっていない。
置賜広域病院企業団では、「こうした事態を二度と起こさぬよう再発防止に努めたい」としている。

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