気仙沼市の大島では13日、島のお年寄りが集まり、島の名物ツバキ油の瓶詰め作業を行いました。

美しい黄金色をした油。気仙沼市の大島で丹精込めて作られているツバキ油です。
大島にはヤブツバキが数多く自生していて、地区のお年寄りたちがツバキを有効活用しようと毎年、ツバキ油の製品化を続けています。13日はおよそ20人が集まり、ツバキ油の瓶詰め作業を行いました。
ツバキ油はお年寄りが去年秋に拾い集めた実から抽出したもので、13日は1本1本、丁寧に瓶詰めしていきました。
みんなで集まるこうした作業は、島の人たちにとって大切な時間となっているそうです。

大島地区老人クラブ連合会 村上敏会長
「(コロナが)だいぶ落ち着いてきたので少しでも集まりが設けられて良かった」

ツバキ油はおよそ1000本製品化される予定で、大島を会場にした11月のマラソン大会や島の宿泊施設などで1本1000円で販売されます。収益金は災害発生時の被災地支援のため積み立てられるということです。

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