玉川大学芸術学部の学生らが、キャンパスがある東京都町田市の依頼を受け、同市立野津田公園に位置する町田GIONスタジアムへのアクセスを向上させる路面シートのデザインを担当した。今年2月に設置が完了し、公園内の歩行環境改善に一役買っている。
同公園の最寄りとなる野津田車庫バス停からスタジアムまでは、豊かな自然に恵まれた散策コースとなっている。しかし一部の来園者が迷ってしまう課題を抱えていたため、誘導の目印となる路面シートの制作が始まった。
デザインは同大の小北麻記子教授と学生12人が担当。市の鳥であるカワセミを案内役にした3種類のデザインを完成させ、来園者の動線上に約5メートル間隔で配置した。小北教授は「明快な誘導とともに、町田市に興味を持ってもらう契機になれば」としている。
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