県内は17日も緩やかに高気圧に覆われ真夏日に迫る暑さとなった。こうした中、長井市の公園で夏の季語であるアヤメが満開となり、観光客を楽しませている。

「長井あやめ公園」は、広さ3.3ヘクタールの園内に、500種類100万本が咲く国内有数のアヤメ園。
雪が少なかった今年は全体的に開花が早く、16日、例年より10日ほど早く「満開」が宣言された。

一面に咲き誇る白や紫・ピンクなど色とりどりのアヤメ。
濃い青紫が特徴の「長井小紫」や、純白の花を咲かせる「葉山の雪」、淡い藤色に濃い紫の筋が入った「紬娘」など、長井古来の品種も気品にあふれている。

(山形市から)
「30年ぶりくらいに来た。きれいですね」

(仙台市から)
「どこを見ても全部咲いていてすごい。圧巻でとても見応えがあります」

訪れた人は、足を止めお気に入りの花を探したり、写真を撮ったりして楽しんでいた。
長井あやめ公園では7月7日まで「あやめ祭り」が開かれ、6月23日の「食の祭典」をはじめさまざまな催しが行われる。

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