4年ごとに行われるユネスコによる再認定の審査を2025年に控える中、静岡県の伊豆半島ジオパークでは8月20日から日本の委員会による事前調査が始まりました。

2018年にユネスコに世界認定された伊豆半島ジオパークは2度目の再認定を目指していますが、ユネスコからは運営や情報発信の強化など5つの項目で指摘を受けています。

審査を2025年に控える中、20日から日本ジオパーク委員会による事前調査が始まり、柿田川公園ではガイドが川の自然が学校教育にも生かされていることや生物の多様性について多くの種類のトンボが生息していることなどを説明しました。

調査員からは「情報発信の強化」として、トンボの生態についての詳しい案内板を設置することなどが提案されました。

美しい伊豆創造センター
ジオパーク推進部・金刺重哉 部長:
来年(2025年)の本審査に向けてより良いアドバイスをもらい、市民をあげて伊豆半島の人がジオパークを親しみ誇りを持ってもらえるような取り組みにしたい

事前調査は16カ所で4日間に渡って行われ、その報告をもとに本審査に向けた準備が進められます。

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