長野市城山動物園にいるのは、氷の上におなかをぺたんとくっつけるリス。

まるで溶けているかのように手足を大きく広げるその姿に、飼育員は「見ているだけで結構、涼を感じるというか。やっぱり夏と言えば!っていうところがあるので」と語ります。

まさに2024年、夏の風物詩となっている“溶けリス”。

汗をかくことができないリスは、冷たい氷の上や地面で体を広げることで熱を逃がし、体温を調整しているといいます。

9月に入っても厳しい残暑が続いていますが、リス以外にも暑さに悲鳴を上げる動物が。
それが、モルモットたちです。

長野市城山動物園の飼育員:
ちょっと横になって、体のどこかを冷凍ペットボトルにくっつけている。それこそウサギとモルモットは結構気を使いますね。

ウサギやモルモットは毛が多く、より暑さを感じやすいため、細心の注意を払っているといいます。

長野市城山動物園の飼育員:
動物も熱中症にかかったりするので、そうならないように水を頻繁に足したり、エサに関しても水分が多いものをあげたりして、水分を取ってもらうようにしています。

人もそうですが、暑い日に冷たいものにぴったりくっつきたくなるのは、動物たちも同じようです。

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