「まちごと万博」のバスツアーで中津商店街を散策する参加者ら。ミャクミャクも出迎えた=12日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
「まちごと万博」のバスツアーで中津の町を散策する参加者ら=12日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
「まちごと万博」オープニングセレモニーで記念写真におさまるプロデューサーら=12日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
「まちごと万博」のバスツアーで中津の商店街を散策する参加者ら=12日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

2025年大阪・関西万博の期間中に、大阪の商店街や飲食店などをパビリオンのように位置付けて観光客に巡ってもらう取り組み「大阪まちごと万博」が12日始動し、モデルケースとしてバスによるツアーが行われた。実際の万博のプロデューサーらが試乗し、大阪・ミナミの「アメリカ村」などを散策した。

大阪商工会議所や大阪府市、万博の機運醸成を進める団体demoexpo(デモエキスポ、大阪市)などが企画。商店街やグルメ、ユニークなパフォーマンスを披露する人などを観光の対象とし、バスなどで巡るツアーを万博期間中に実施する。ツアーの訪問先候補はインターネットの専用サイトで募集する。

12日のツアーには、万博会場で大屋根(リング)を手掛ける建築家の藤本壮介さんや、まちづくりの活動をしている人たちが参加。中津商店街(大阪市)を訪ねた後、アメリカ村で音楽の演奏を楽しみながら清掃活動を行った。

ツアー後の式典に参加した大商の鳥井信吾会頭は「大阪のよさを掘り起こし、国内外の人にみてもらうきっかけになる」と語った。(井上浩平)

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