山梨・甲府市の動物園で、カボチャを受け取るも、そのままポイッと落としてしまうアメリカビーバーの姿が記録されていました。

一度、顔に近づけては、ポイッ。なぜ食べようとしないのでしょうか?

餌をあげた飼育員は「ビーバーは視力がさほどよくなくて、嗅覚で識別して食べる。きっとこれは芋かの確認のクンクンで好みじゃないなと思ってポイッと投げられた」と説明。

大好物のサツマイモはすぐに受け取るビーバー。
その流れで、もう一度カボチャを渡してみますが、においを確認すると「おイモじゃない!」と投げられてしまいました。

このカボチャは、飼育員の実家で作られたもの。

おいしくできたためビーバーにもお裾分けをしましたが、一切、手をつけることはなかったということです。

もう一度渡してみますがやはり、だめ。一方で、サツマイモはすぐに受け取ります。

飼育員は「諦めの涙ですね。ビーバーさんたち厳しいですから」と一言。

ビーバーは、好き嫌いがはっきりしているといい、これまで、栗やキュウリなども口に合わなかったのだとか。

また、ユズをあげた時には、巣に持ち帰ったものの食べるのではなく、隙間をふさぐのに使われていたということです。

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