航空機の火事を想定した訓練が10月8日に花巻空港(岩手県)で行われました。
参加者が連携して消火活動や救護などの緊急時の流れを確認しました。
この訓練は毎年行われていて、8日は空港職員や消防職員それに医療関係者など約100人が参加しました。
訓練は着陸した航空機のエンジンから出火し、乗員・乗客14人が負傷したとの想定で行われました。
現場では消防が迅速な消火活動に当たり鎮火が確認され次第負傷者を救助し医療関係者に引き継いでいきます。
ここではけがの程度に応じて治療の優先順位を付ける「トリアージ」が行われ、重傷者はテント内で応急処置をしてから速やかに医療機関に搬送していました。
花巻空港事務所 紺野憲彦所長
「こういった経験を元にさまざまなケースを想定し不測の事態に対応していきたい」
花巻空港では1993年4月に乗客など58人が重軽傷を負った着陸事故以降大きな事故は発生していないということです。
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