刃物を使った犯罪を想定し、さすまたなどで不審者を取り押さえる防犯訓練が11日、福岡市で行われました。
福岡市中央区のみずほペイペイドームで行われた防犯訓練には、警察官のほかドームの警備員や従業員など約70人が参加しました。
この訓練は4年前、ドームの近くにある商業施設で女性が刺殺された事件を受けて実施され、警察官が警備員などにさすまたやネットランチャーの使い方を指導したあと、刃物を持った不審者の動きを封じ込める実践訓練を行いました。
◆中央警察署 森岡幸彦 生活安全管理官
「さすまたであったりネットランチャーの使い方を把握して、どんなふうに行動したらいいかを、意識を高めて行動していただけたら」
訓練に参加した人は「こうした訓練を通じて、今後もさらに防犯面を強化していきたい」と話していました。
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