福祉を学ぶ高校生が、中学生に介護の魅力を伝える体験授業が西都市で行われました。
この体験授業は、県と県立高校が連携して行っているもので、18日は妻高校福祉科の1年生が穂北中学校の1年生に介護の魅力について発信しました。
(秦萌記者)
「高校生が作ったこちらのコースで、車椅子に乗る人の気持ちになって体験します。」
生徒たちは車椅子で動いたり段差の昇り降りを介助したりして使い方を学んだほか、ベッドメイキングも体験しました。
(穂北中学校1年生)
「降りるところが難しくて大変さが分かりました。あまりこのような体験をすることがないから良い経験だったと思います。」
また、離れていても介護者の睡眠中の状態を確認できる最新のシステムを見学しました。
(妻高校福祉科1年生)
「もっと介護福祉士になろうと思える人を増やせたらと思うので、福祉科の魅力を発信できたかなと思います。」
県では、こうした体験授業を通して介護人材の確保につなげていきたいとしています。
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