長崎大学は「長崎スタジアムシティ」内に新たなキャンパスを設置しました。

大学のキャンパスを飛び出して民間企業とつながる新たな場としても期待されています。

長崎スタジアムシティのオフィス棟、スタジアムシティノースの4階に設置されたのは、長崎大学の新たなキャンパス、「テクノロジーイノベーションキャンパス」、通称「NUTIC」です。

KTN記者
「こちらは景色を眺めながら学生が自由に学習できるスペースです。とても広く、洗練された空間です」

広さは約1800平方メートル。

文教キャンパスの長崎大学の大学院、総合生産科学研究科の7つの研究室が移転し、院生など約70人が利用します。

こちらはオンラインで就職支援を受けられるコーナーです。

民間企業のICT技術が使われていて、企業にとっては実証実験の意味合いもあります。

長崎大学 永安武 学長
「これからの長崎のイノベーションの拠点」「我々が持っているものを(企業と)ここで一緒に新しいものに作りあげる場にしたい」

キャンパスでは今後、情報データ系の様々な企業とコラボレーションが予定されています。

長崎大学ではここが学生と産業界との接点の場として、また、新たな世界へとつながる「出島」のような役割も果たせれば、としています。

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