サッカーJ2・モンテディオ山形は20日、清水と対戦し2対1で勝った。見事な逆転勝利で、連勝を今シーズン最多の6に伸ばした。
リーグ戦は、残り4試合。山形は、勝てばJ1昇格が決まる2位清水との対戦。
山形は前半、土居やディサロを中心に攻めるが得点できず。
32分、清水に攻められ「これは止められない…」というピンチを迎えたが、キーパー後藤雅明が左手1本ではじき出す!
「ビッグセーブ」ともいえる粘り強い守備でゴールを割らせない。
しかし、スコアレスで迎えた後半30分、これまでホームで負けなしの清水にこぼれ球を押し込まれ先制される。
昇格プレーオフ圏内に食い込むために負けられない山形は、失点の直前に交代で入った坂本亘基・高橋・後藤優介の3人がここから奮起する。
35分、ロングボールを坂本亘基が収めて相手をかわし、走り込んできた高橋が左足を振り抜き決めた。
高橋はこれで自身初となるシーズン10ゴール目。苦しい時にチームを救うのが、トップスコアラー。
同点に追いつくと、さらにその7分後、フリーキックを後藤優介が頭で押し込み逆転に成功!
小西のクロスの精度、角度のない難しいところからしっかりと決め切る後藤のヘディングも見事だった。
これが決勝点となり山形が逆転勝利。連勝を今シーズン最多の「6」に伸ばした。
(モンテディオ山形・渡邉晋監督)
「彼らの力でまた取り返したところは彼らの力が素晴らしかった。きょう(20日)の勝利を喜びたいが、浮かれることなく引き締めてまた進んでいきたい」
3位から6位のチームがいずれも勝ったため、山形の順位は変わらず7位。プレーオフ進出圏内との勝ち点差は「1」をキープしている。
リーグ戦は残り3試合。次節は10月27日、ホームで13位の熊本と対戦する。
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