岡山県の水族館で、水槽の中から一生懸命に何かをじーっと見つめるオスのゴマフアザラシの「もち丸」くん。

一体何を見つめているのか。
その目線の先にいたのは、白くて真ん丸なワンちゃんだったのです。

まるで綿毛のようなふわふわな毛が特徴的な、オスのビションフリーゼの「セト」くん。

この日、家族で水族館を訪れアザラシの水槽に来てみると、アザラシがセトくんに近づきガン見。
一度顔を上げたものの、再びじーっと見つめていたのです。

飼い主:
アザラシがすごくセトくんをじっと見つめてくれてて、何でこんなに見てるのかなと思ってカメラを回しました。びっくりしている様子でした。驚きと戸惑いでちょっと引いてる感じです。

熱い視線に戸惑ってしまったのか、キョロキョロと顔を動かし助けを求めるように飼い主を見つめるセトくん。

一体なぜ、アザラシはこんなにもセトくんを見つめていたのでしょうか。

セトくんの飼い主:
よく考えたら、アザラシの赤ちゃんって真っ白でふわふわじゃなかったかなと思って調べたらそっくりで、自分の友達か兄弟に思えて、親近感が湧いたのかな。

実際にアザラシはセトくんのことを仲間だと認識していたのでしょうか。

飼育員に聞いてみると、「その可能性はあるともないとも言い切れませんが、アザラシは好奇心旺盛なため、気になるとあの大きな瞳でじっと見つめてきます」ということで、セトくんを仲間だと思っていたかは定かではありませんが、興味を引く何かがあったことは間違いないようです。

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