中部電力は浜岡原発で想定される最大の津波の高さが国の審査会合で防波壁を上回る25.2mと了承されたことを受け、対策を検討していることを静岡県御前崎市に説明しました。
運転停止中の浜岡原発をめぐっては、3号機と4号機について再稼働に必要な新規制基準に適合しているか原子力規制員会で審査が進められています。
10月11日に開かれた審査会合では、浜岡原発の敷地で想定される最大津波が25.2mに達することがおおむね了承され、中部電力は21日、御前崎市長や市議会に説明しました。
25.2mの津波、南海トラフ地震と海底の地滑りが重なり合った最も厳しい条件を想定しています。
御前崎市・下村勝 市長:
数値が確定していくことは非常に重要なステップ。それに対して、どういう方針であるかについてはまだ情報があるわけではないので、これから話が出てくると思うので、安全が第一だということで内容を聞いていきたい
中部電力は津波を発電所敷地内に侵入させないために防波壁のかさ上げなども含め具体的な対策の検討を進めています。
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