東京の羽田空港で今年1月、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故が発生したなか、松山空港で23日に航空機の事故を想定した総合訓練が行われました。
この訓練は松山着の航空機が車輪部分のトラブルにより着陸に失敗し炎上。機内に80人以上の負傷者がいる想定で、消防や自衛隊、医療機関など28機関の約230人が取り組みました。松山空港での事故発生時に消火・救護活動が円滑にできるよう、関係機関との連携を強化することが目的です。
訓練は用意されたバスを事故機に見立て、化学消防車による消火作業が行われたあと、乗客が乗員らの誘導で避難したり救急隊員がけが人を担架で運んだりしました。
青木稜悟記者:
「訓練の事故からおよそ40分が経ちました。飛行機から搬送された乗客がトリアージを受けています」
消防隊員は負傷者の名前や性別、ケガの内容を駆けつけた医療関係者に伝え、負傷者は重傷者・軽傷者などに振り分けられたあと、それぞれ応急処置を受けました。緊急度の高い重傷者は県の防災ヘリで県内の医療機関に搬送されました。
松山空港事務所は参加者にアンケート調査を実施し、改善点を明らかにしたいとしています。
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